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2010年 03月 03日 ( 1 )


2010年 03月 03日

看板と信用と

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スポーツ用品の業界紙を眺めていたら『スポルディングジャパンが発足』という見出しが目にとまりました。
米国スポルディング・スポーティング・グッズ社の出資で今年から始動との事。ブランド価値の最大化に取り組んでいく
のが主眼だとか。基本的にはライセンシー契約の管理と販路の開拓が主になるようです。

スポルディング、というブランドはその中の旗艦ブランドであったトップフライトとともに、スポーツの
世界に燦然と輝くビッグネームでした。いわゆる御三家の一角として当時のゴルファーにとっては
憧れのブランドでした。赤トップ、Bird On Ball...懐かしいですね。


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永遠のものは存在しない、というのは万物の原理なのですが、それにしてもSpaldingという名前の
凋落ぶりは目に余るものがありました。あえて乱暴に斬り捨ててしまいますが、原因は単純明快でした。
『ブランド力の低下』です。そしてそれを引き起こした大きな原因が『暖簾の切り売り』的な
ライセンスビジネスです。ライセンス料、という禁断の果実に依存し、安易なブランドの量り売りを
行った結果、その虎の子のブランドに対する消費者の信頼感を失ってしまったのです。
皮肉な事に、それが次にもたらしたものはライセンシーの離反でした。
踏んだり蹴ったり、という言葉がぴったりくる結末です。


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ライセンスビジネスに対して出資するに足る期待が出来るのですから、まだまだスポルディングという
ブランドネームはそれだけの価値があるのでしょう。願わくばかつての輝きを思い出させるだけの
復興が見られますように。
個人的にはかつての御三家の中では一番思い出の多いブランドだけに頑張って欲しいな、と思います。
信頼や好意というのは作り上げるのがとても難しく、失うのはあっけないほど簡単です。
自戒も込めて強くそう思います。

頑張れスポルディング。
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by greishi_7146 | 2010-03-03 15:16 | GENERAL