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THE BANK OF PUTTERS

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2008年 12月 17日

PING KARSTEN PUTTER  〜モデルを派生させると

PING KARSTEN PUTTER  〜モデルを派生させると_a0093304_1432338.jpg


ピンパターのKARSTENシリーズです。名前は「金看板」ですが、モデルとしてはどれもマイナーです。
画像はKARSTEN-1です。以前に何周年か(40、だったような)の記念の時に使われた
モデルですが、影が薄い事この上ないです。ほぼL型ですがほんの少々立ち上がりが
内側に入っています。ホーゼルはネックに対して延長線上にあります。


PING KARSTEN PUTTER  〜モデルを派生させると_a0093304_1483346.jpg


KARSTEN-2です。1との違いはオーバーホーゼルである、という点です。こちらもやや
ネックが内側から立ち上がっています。のちのジング、ジング2という大ヒットモデルの
原型ともいえるモデルですが、「どっちつかず」な印象はぬぐえません。


PING KARSTEN PUTTER  〜モデルを派生させると_a0093304_14111060.jpg


KARSTEN-3です。なんだかこうなると間違い探しクイズのような様相を呈しています。
こちらはネックの立ち上がりから完全なL型と呼んで差し支えないと思います。
ホーゼル形状はKARSTEN-1を踏襲しています。

この後出されたBシリーズ、EYEシリーズにも見られる傾向ですが、当時シリーズ化
されたモデルは番号が後ろになるにつれL型化が進んでいくようにラインアップされて
いるものが多いようです。。。普通に考えると逆のような気もしますが。

基本となるボディのコンセプトやデザインを共有しつつネックの形状で多モデル化する、というのは
その後のパターメーカーさんでも多く見られます。折角良いボディデザインが出来たから・・・
という事ですね。それだけパターに関してはユーザーの好みが多様、という事でもあり
作る側の苦労や手間、リスクなどを考えると気の毒でもあります。

by greishi_7146 | 2008-12-17 14:16 | PING BRONZE


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