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THE BANK OF PUTTERS

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2007年 10月 18日

ACUSHNET BULLSEYE 〜La Femme

ACUSHNET BULLSEYE 〜La Femme_a0093304_15532556.jpg


アクシネットブルズアイのLe Femme (ラ・フェム)モデルです。
モデル名の通りだとすると女性用として売られていたものと思われます。
フランス語だとなんだかカッコイイのですが、ようするにモデル名が「女」という事ですね。
ソールに「女」と彫ってあるパター・・・風呂屋の暖簾のようです。


ACUSHNET BULLSEYE 〜La Femme_a0093304_1558239.jpg


ジュニア用のものとほぼ共通のルックスです。トップブレードの彫りの深い2本の
サイトラインとやや広めのフランジ、丸みのあるトゥなど全体に優しい顔です。


ACUSHNET BULLSEYE 〜La Femme_a0093304_1611067.jpg


女性用、とはいえ長さも重量もグリップも、どれをとっても他の一般的なモデルと
較べても差は無いように思えます。


ACUSHNET BULLSEYE 〜La Femme_a0093304_1622119.jpg


一般的なフランジモデルとの比較です。ほとんど大きさは変わりません。
この頃、欧米では盛んだった女性のゴルフ。女性用はまずまず大きなマーケットでは
なかったでしょうか。とはいえ当時のクラブ作りのテクノロジーでは女性用だからと
いって極端に男性用との差を出すのは難しかったと思います。言い換えればそれだけ
クラブ作りの「幅」が狭かったのだと思います。
ウッド用シャフトで例えると、今でこそ50グラム以下から100グラム超までの
バリエーションがありますが、当時はスチールシャフトだけでした。そう考えると
性別に限らず体格や体力に応じた個体差を考慮して反映する、という事が不可能
だったのでしょう。



ACUSHNET BULLSEYE 〜La Femme_a0093304_168225.jpg


ウッドやアイアンも、せいぜいなんとか軽いヘッドを作って女性らしい(これは今では
ちょっと不適当な表現らしいですね)色のペイントを入れる、ぐらいでした。

日本においてはここ5年ぐらいで急激に女性ゴルファーが増えたと感じています。
以前から「嗜む程度」のいわゆる練習場ゴルファーは多かったのですが、ここにきて
本気でゴルフに取り組む女性も多くなりました。 
ショップには女性用のギアコーナーが出来、女性ゴルフ誌が創刊された最近の流れは、「女性用とレフティは作っても絶対当たらない」と言われた頃を思うと隔世の感があります。

by greishi_7146 | 2007-10-18 16:13 | BULLSEYE


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