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2007年 09月 29日
![]() 今から10年前、1997年のタイトリストとピンのポケットサイズのリーフレットです。 タイトリストのほうは約13X20cmとやや大きめ、ピンは約10x17cmとこちらは完全な ポケットサイズです。どちらも製品カタログではなく、いわゆるプロモーションツールと してプロショップのレジに置いてある「ご自由にどうぞ」的なものです。 タイトリストはボールからクラブまで一応網羅しています。ピンはバッグ・アクセサリー の単体チラシです。 ![]() タイトリストはタイガー・ウッズを筆頭に数多くのツアープロと契約し、ボール市場に おいては独走状態の時期です。クラブはDCIアイアンなどオーソドックスなモデルを 展開していましたが大ヒットが無い「抜け出せないブランド」だった頃です。 パターはスコッティキャメロン氏と契約しました。ボールの契約とそのツアーサポート という業務はプロの使用率が高いキャメロン氏のパターをプロモートするのには 適していたので、これは良い判断だと思われます。 ![]() 方やピンです。この時期は一番の変革期だったと言えるでしょう。 創業者にして偉大なカリスマであったカーステンさんから息子のジョンさんへ代替わり する過渡期で、会社の経営と物作りの両方のイニシアチブが周囲には曖昧に映った 時期です。 チラシはバッグ用のものですが、この時期はちょうど革新的なISIアイアン が発売される一方、スコッツデールアンサーの復刻版が出るなど、戦略に整合性が 見られない「苦しい時期」だったようです。契約プロはエースがジェフマガートでした。 安定した強さを見せるキャロウェイと、それを猛追するテーラーメイドに加え、 ハード部門を虎視眈々を狙うスポーツ業界の覇者ナイキ。 この大手に対して苦しい戦いを強いられていたのがちょうど10年前の2社です。 いちおうこの頃の御三家、というとタイトリストが入るのですが、クラブ部門においては 早晩脱落するだろう、と誰もが思っていました。 ピンに至っては10年後に果たしてパター以外で生き残っているかどうか…という 危なっかしい時期です。 10年経って、両社ともにあの頃より元気に見えます。 タイトリストは相変わらずなんかマイペースですが、ピンはこの10年でさらに どん底を見て、そこからようやく這い上がりつつある、という感があります。 これから10年後、2017年の両社はどうなっているでしょうか。
by greishi_7146
| 2007-09-29 18:58
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