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THE BANK OF PUTTERS

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2007年 03月 10日

ARCHIVES ~KEN EDMISTON SOLID FACE

ARCHIVES    ~KEN EDMISTON SOLID FACE_a0093304_171027.jpg


鏡のように美しく磨き込まれた軟鉄ミルドのヘッドにかすかに青みのあるガンブルー
フィニッシュを施したKEN=EDMISTONのシグネチュアモデルです。
KS-02,KS-04,KS-06というテラリウムフェースのモデルが主でしたが、KS-01,KS-03という
ソリッドフェースのモデルもありました。重厚さと繊細さを併せ持ち、ガンブルーの
美しさがよく出たヘッドだと思います。



ARCHIVES    ~KEN EDMISTON SOLID FACE_a0093304_1792259.jpg


コンベンショナルなKS-01。ストレートなネックがホーゼル(=シャフト軸線)に対して
角度を持つ、いわゆる「アンサーネック」です。


ARCHIVES    ~KEN EDMISTON SOLID FACE_a0093304_1711467.jpg


ネックが大きく湾曲して上部でホーゼルに対して平行になるようデザインされたKS-03。
キャメロン/ニューポートにも見られるような「ネックで合わせる」タイプのヘッドです。
KS-01に較べ全体にやや曲線的なイメージ。

一般的なトゥバランスのパターでは、物理学上のセンターは幾何学上のセンターより
ヒール寄りに位置する。その両者の間に「芯」があり、そこでボールをヒットした時、
シャフトからグリップ越しに手に伝わるバイブレーションを覚える事がパット上達の
一つの鍵になる。また、その芯を感じる事が出来るのが昔から名器と称される
IMG5, DESIGNED BY ARNOLD PALMER, WIZARD600, PING ANSERといったパターに
共通した特徴だと思う。
 KENさんがクラシックパターのレストアやコレクションを
手がける上で学んだ事だそうです。 ロングブレードのKS-06を除いてこのシリーズに
サイトラインやドットが入っていないのはそれが理由だそうです。 
芯を感じる...ちょっと哲学的で「目からウロコ」ではないですね。

by greishi_7146 | 2007-03-10 17:22 | KEN EDMISTON


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