THE BANK OF PUTTERS

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2009年 09月 29日

マレット2題

先日、Bobby Graceさんの「一点物」カタログをアップしたところ、ご覧になられた方が一本お買いになられました。
お取引はその方が直接Bobbyさんとされたのですが、最初のメールの中継を少しお手伝いいたしました。
その方からわざわざ「ご参考まで」と実物の画像をお送りいただきましたのでアップ致します。


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オーソドックスなマレット型ですが、フルサイズマレットの軟鉄+ガンブルーはとても珍しいです。
Bobbyさんの説明によると1018スチール(軟鉄削りだしパターによく使われる素材ですね)だそうです。センターシャフトとヒールシャフト(ベント)の2種類があるそうですが、センターシャフトを
選ばれたのですね。


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これだけ曲面と、面積の広い平面という組み合わせをここまで綺麗にミラーフィニッシュで仕上げるのは大変そうです。
少しでもヨレがあるとてきめんに目立ってしまうミラー+ガンブルー。マレット型のガンブルーが
意外なほど少ないのはこの辺の事情もあるのではないでしょうか。


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比較用に、とお持ちのBobby Graceパターを一緒に並べて撮っていただきました。
実際に投影面積そのものも一回り小さいですが、ガンブルーのパターのほうがトップの周囲のR部分を
かなり大胆に落としている為、より小ぶりに見えます。黒いせいもあり、かなり締まった感じです。


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フェース部分は両者の差が顕著ですね。

お送りいただいた画像をBobbyさんにも送りました。
一緒に写っているパターについてのコメントが返ってきました。


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Thank you for the pics of the rare Fat Lady with lines and HSM insert in the face.
This is by far one of most unusual and rare Tour Only pieces. The face is super difficult to machine.
The arch of the face actually starts at the top of the face with 4 degrees of loft.
Then the radius begins and loft decreases to 4,3,2,and then 1 at the bottom.
The lines in the face actually help grip the ball since they are so soft. This aids the overspin right away.
If you catch the ball on the upswing it has less loft so it still promotes overspin and not skidding.
He also has the deep face model.
There were only 50 of those made, and most likely only 10 or less with the face custom radius and lines.
Very good find!!!
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FAT LADYモデルでフェースにラインとHSMインサートを入れたパター、との事です。
とてもレアで特別なツアー向けパターで、大変に作るのが難しく、特にフェースの4度→1度
と徐々に変化するフェースロフトを一本一本のラインの削りでコントロールしている、という事がよく判る説明でした。
「多分このモデルのこのツアーカスタムは10本も作っていないと思う」というのが
いかにレアなものかを物語ると同時に、すぐに来た長いメールの返信に作り手の思い入れが
たっぷり詰まった一本だという事も表していると思います。

とても参考になる画像でした。
どちらも実物を見た事が無く、多分これからも私が手にする事は不可能なパターだと思います。
貴重な画像をご提供いただきありがとうございました。
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by greishi_7146 | 2009-09-29 15:44 | BOBBY GRACE
2009年 09月 26日

頂き物のシャツ

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良き友人といか、どちらかというと悪い飲み仲間のティムジャニガ=The Puttermanさんが日本に来た
時に「これ、ことづかってきたぞ」と渡してくれたシャツです。ライトブルーの半袖ゴルフポロ。
Bobby Graceさんからのおみやげです。ちゃんとロゴが袖のところにはいっていました。
どうやら売り物らしいです。サイトのショッピングのページで45ドルで売っていました。。。燃える商魂。


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ブランド、特にアパレル関係には全く疎いので何の事かさっぱりですが、どこぞのメーカーさんの結構
ちゃんとしたシャツらしいです。スベスベ感のある、シワになりにくそうな生地です。
生憎私はUSコットン特有のゴワゴワの手触りでザックリした編みの(要するにアメリカっぽい)シャツが
好きなのですが、貰える物は全て有り難く頂戴する主義なので遠慮無くいただきました。
Bobby Graceさんには以前、自分の名前とロゴの入ったワイン(ワイン通なのでお気に入りのヤツを樽買いしてるみたいでした)を貰った事が有ります。
記念に、とも思いましたがあっという間に飲んでしまい、結局そのまま空ボトルはどこかにいってしまいました。
ご厚意は大変嬉しいのですが・・・何しろデカいんです、サイズが。Bobby さんと最後に会った時の
私なら丁度良いか、あるいは逆に小さいぐらいなんですが。。。こっちが少々縮んでしまいまして。
プレゼント企画に使おうかな、とも思いましたがUS ラージのシャツを貰って喜ぶ人はそうはいない、と思いとどまりました。


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中年男二人で色違いのペアルック、というのも気持ち悪くて嫌です。
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by greishi_7146 | 2009-09-26 16:00 | BOBBY GRACE
2009年 09月 23日

Round Report

Kevin Burnsパターのモニターをお願いしているhanasora3さんが、オフグリーンでのレポートに続き
コースでのインプレッションのレポートを送ってくださいました。
項目ごとにまとめられてとても読みやすいレポートでしたので、ほぼそのままアップ致します。
(手抜きに対する言い訳ぽいですが、私がどう頑張ってもこんなに上手にはまとまらないので)
画像は私が勝手にくっつけました。
以下、レポートです。

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Kevin Burnsパターですが、コースで使用してきましたので、レポートします。
使用ボールは、TaylorMade TP BLACK LDPです。

【第一印象】
まず朝一で練習グリーンで転がした第一印象は、
『転がりがとても良い』
ということです。
家のパターマットで転がしていた以上に良い転がりでした。
これはちょっとびっくりしました。

【アドレス】
前回のレポートでも書きましたが、形状が長方形でスクエアに見えてとても構え易く、
2本線のサイトラインは太いパッティングラインがイメージ出来、これはもうこれではないとダメというくらい気に入りました。


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【距離感・方向性】
最近数ヶ月はOdyssey black series insert #9を使用していたのですが、
Kevin Burnsはすごく転がりが良いので、同じ感覚で打つと1.2倍くらい多く転がります。
しかし、ピラミッドグルーヴのしっかり手に伝わってくる打感によって、長いパットの距離感も掴み易かったです。


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方向性は、形状やサイトラインによって構え易いので、自分としては完璧でした。
しかし、最近使用していたOdysseyとの形状や重心の違いが原因だと思いますが、ストロークによりたまに引っ掛けることがありました。
これは自分の問題であり、これから使用して慣れる事によって解決するものと思います。

【まとめ】
家のパターマットで転がした印象通り、コースでも構え易く、手にしっかり伝わってくる打感によって距離感も出し易い、最高のパターです。
このような素晴らしいパターを作っていただきましたKevinさん、本当にありがとうございました。
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ピラミッドグルーヴがどんな打感なのか、個人的に非常に興味があります。(なにしろ自分自身では打った事がないので) サイトラインに関しては人ぞれぞれ好みが割れそうですが、ここの部分は(ピラミッドグルーヴ同様)カスタムオーダーで選べるのでどちらにも対応できます。

ようやくプロトタイプステージを抜けて通常の生産体制に入ったようです。。。本当かなあ。
Kevin Burnsパターに興味がある、あるいは聞きたい事があるなど、何かありましたら左のリンクの
「Kevin Burns」から氏のサイト経由でお問い合わせいただくか、私あてご連絡下さい。
怒ると怖そうな上、けっこうナイーブなオッサンなので、あまり挑発的なメールはご容赦下さい。
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by greishi_7146 | 2009-09-23 14:17 | KEVIN BURNS
2009年 09月 22日

マレット

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Bobby Graceさんの新しいモデル。ネオマレットです。
名前はmygolfspy.comで公募して決まったTriumphというそうです。「大勝利」って意味...でしたっけ?
意欲的なデザインだと思いますが、このカテゴリのパターはいささか食傷気味というか、なんか大同小異な気がします。
それだけ市民権を得たコンセプトだ、という事でもありますが。
いくつかあるラインの中の「AMG」シリーズに属しています。All Machined Graceの略だそうです。


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こちらはプロトタイプだそうです。「まんまMOIじゃん」という印象を持ったのは私だけではないと思います。


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綺麗に仕上がった、出来の良いパターだなとは思いますが、こちらも「お馴染み」という枕詞が
付きそうなモデルではあります。


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フェースの模様が中々ユニークです。あえてカーキ混じりの「迷彩色」にしていない所がカッコいいですね。
「なんかウルトラQっぽい」と思ってしまった人がいるとしたら、あなたは確実にオッサンです。
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by greishi_7146 | 2009-09-22 17:21 | BOBBY GRACE
2009年 09月 18日

美しいもの

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のっけからクラッシーなクラブの画像で申し訳ありません。
ジョージニコルの100周年記念のウッドです。アイアンセット、パターとともに作られて、ウッドは
アイアンセットと組で販売されました。


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スペックはここでは触れません。どのみち今のクラブと比較したら笑ってしまうようなものだからです。
では何故そんな古いクラブの画像をこうして並べ立てているかというと、単に「綺麗だなあ」とあらためて
感じたからです。本当に申し訳ないぐらい単純な動機なのですが。
今のゴルフクラブは、塗装や研磨などの仕上げを見ても本当に完成度が高いです。ヘッドのカラーリングを
見ても、よく考え尽くされ、プロがデザインしたのだろうなと思うものも数多く見られます。
それにひきかえこの当時のクラブは技術的にはまだまだ未熟です。もともと、ボールを引っ叩くという機能の
ゴルフクラブにはファッションはそれほど追求されなかったのかもしれません。


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これら3枚の画像は、どれもプロがスタジオで撮ったものではありません。私が事務所の片隅で
適当に置いてデジカメ(当時たしか400万画素ぐらいのヤツでした)で撮ったもので、決して写真の
クオリティは高くありません。それでも、何か見る側を引きつける美しさがあると思う、のは私だけでしょうか。
もちろん、最近のクラブには当時のクラブにはない機能美もあります。工業製品としての成熟度で言えば、
大人と子供、ぐらいの差はあると言っても過言ではありません。
ただ、今のクラブにここまで惹かれる事が正直あまりないのです、私は。

どうしてでしょうか。トシ取ったからなのか。それとも美的感覚がかなりアレなのでしょうか。
たぶんどちらもあるとは思うんですけど。



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鍛造のDCIアイアンです。確かヘッドは三浦技研さんの手によるものだと記憶しています。


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なんというか、「静かな凄み」みたいなものを感じます。

どちらもそうですが、使いやすいとかやさしい、という本来ゴルフクラブにとって一番大切な要素で
語るべきものではなさそうです。
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by greishi_7146 | 2009-09-18 17:37 | OTHER IRONS/WOODS
2009年 09月 15日

余るフィ

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こちらのブログに載せるべき話かどうかアレですが。
織田さん。あなた店の前でちょっと暑苦しいです。しかも濃いです。
隣のご婦人(名前失念しましたごめんなさい)もポストにガンつけないで下さい。
秋なのでちょっとそのあたりご配慮ください。。。って織田さんには何の罪もないんですが八つ当たりしてみました
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by greishi_7146 | 2009-09-15 19:09 | GENERAL
2009年 09月 15日

EYE2 PLUS NO PLUS...?

以下の文と画像は一昨年の一月、今から二年半以上前に書いたものです。
「EYE2+ NO PLUS」についてのお問い合わせをいただき、さて以前に書かなかったっけ?とガサゴソ探して
引っ張り出してきました。そこそこ長い間続けていると、いくら内容が薄いブログとはいえ、さすがに自分の
書いたものの記憶も定かでなくなりますね。。。トシのせいか最近とみに感じる記憶力低下を実感する瞬間です。


プラスマークが無いのは画像からもお判りと思います。いちおう初代アイ2の画像を二点追加いたします。
Wのソール形状の違い(ロゴの位置等)を比較いただければより差が見やすいかと思います。


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------------------以下、過去にアップしたものです------------------------------------



形状はEYE2+ですが+マークはありません。
EYE2をモデルチェンジした後の一番初期のモデルのみに見られます。
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画像は父親が使っていたもので、実は一昨年にオークションに出品したものです。
お買いあげいただいた方はとてもPINGに対して愛情をお持ちの方ですので、
きっと今でも大事に使って頂いている事と思います。

ややこしいのですが、形状=EYE2+ (EYE2とはソールの形状がかなり違います。特に
8番、9番、ウエッジが見分けやすいと思います)、刻印=EYE2 (+無し)、
溝=U GROOVE  です。

U GROOVEはいわゆる "EYE2溝問題" でさんざ揉めた「不適合溝」です。
溝問題、と書いただけではらわた煮えくりかえる思いですので、ここでは触れません。
ともあれ、現状ではUSGAルールの下ではOK、R&Aルールの下ではNGです。
(その為、アメリカではとても人気があり、eBayなどでは高値が付くそうです)

#1,2,3,LWが妙に使用感が無いのは父が「使いこなせなかった」からでしょう。
・・・何のために特注してるんだかなぁ。

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by greishi_7146 | 2009-09-15 15:57 | IRONS/PING
2009年 09月 14日

Artist Series Flared Tip

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Bobby Grace Artist Seriesのガンブルー仕様です。
なんというか、綺麗な一本です。以前にご紹介したガンブルーのAS1モデルもそうですが、青みを帯びた
柔らかい光沢が、丁寧に研磨されたミラーフィニッシュによって生き生きとした表情を見せています。


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アンサーのロングネック型。確か昔のアーティストシリーズの一番最初に出たモデルがやはりこんな形状でした。
正確にはロングというよりセミロングと呼ぶべきネックかもしれませんが長さそのものはとてもオーソドックスだと
思います。


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きわだった特徴はホーゼルです。一見して判るのはシャフトとホーゼルの外径が等しく、一直線になっているという事です。
いわゆるオーバーホーゼル形状ですね。 それだけでなく、このパター、シャフトのチップがラッパ状(フレア)です。フレアシャフトを使ったおのとしてはAS-1のような『ジング型』ショートネックによく見られるのですが、
アンサー型の、それも長めのネックでフレア対応のものはほとんど見かけません。


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オーバーホーゼルのメリットはホーゼル部分が一直線なので視覚的に邪魔にならず、セットアップの時に気にならない点です。
それだけなら別にシャフトをフレアにする必要は無いのですが、あえてそこをこだわった理由は「フレアシャフトは
打感(フィール)が柔らかいから」だそうです。(本人談、なのでこれには異論も多いと思いますが)
ともあれ、その為にわざわざ別パーツでネックを削りだしして溶接するという手間をかけているのは余程そこにこだわりがあったのでしょう。「1992年以来やっていない仕事」と言っているので、逆に言えば1992年には
このネックのモデルを作ったのでしょう。
ヘッド重量が360gあるそうなのでバランスも33-34インチでもしっかり出そうです。
画像が粗くて細部まで見えませんが、何かフェースの削りのRが少し大きくて深いのが...個人的にはちょっと残念です。
これはArtist Series始めBobbby Graceさんのパターによく見られる特徴です。ミリングマークの径や深さは
作る側の個性というか好みが反映されて面白いですね。Kevin BurnsさんやKen Edmistonさんのパターは
比較的径が小さくて浅めの溝で、見た目としては私はそちらの繊細さが好みです。
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by greishi_7146 | 2009-09-14 18:47 | BOBBY GRACE
2009年 09月 10日

#3

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昨日のWを3番でやるとこうですね。。。あれ、EYEが無いのは「愛が無い」のダジャレでしたでしょうか。


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3番アイアンではソールの形状などの違いより、モロにモデルのコンセプトがフェース全体の形状や大きさに投影されるようです。
こうして並べてみると、ステンレスもカッパーもバレル研磨とサンドブラストという組み合わせが見た目に大きく
影響していますね。「安っぽい」とか「汚い」と、余り評判の良くなかったピンアイアンのフィニッシュですが、
使い勝手を考えるとメンテナンス面でも、防眩の観点でも理に適った仕上げだと思います。
もちろん、ピッカピカのミラー仕上げの使うのがもったいないような美しさも魅力的ではありますが。


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シャフトは全てスチールです。ZZ LITE, KT, JZとその時々の制式シャフトが使われています。奥の方の
赤いシャフトラベルは「E-Z LITE」アイ2モデル用のものです。

3番アイアンそのものが今では絶滅危惧種のようになっています。保護運動はあまり活発ではないようなので
本当にいつか絶滅してしまうかもしれませんね。コースでの発見報告も個体数は減るいっぽうですし。
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by greishi_7146 | 2009-09-10 14:53 | IRONS/PING
2009年 09月 09日

W

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EYEからISIまでのピッチングウエッジです。ピンの場合は表記も刻印もPWではなくWですね。


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こうして並べてみるとソールの幅や傾斜のかけ方などがそれぞれ違っていて面白いですね。


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シャフトも様々。
サンドウエッジと違い、あまりピッチングウエッジをバラ買いする人は少ないとは思いますが、用途を考えると
9番までのセット構成と違うものを入れる、という選択肢はアリですね。
アイ2使いたいけど、やっぱり飛距離が。。。とか やさしいアイアン、という事で最新のモデル使ってるけど、
昔のヤツもまた使ってみたい、という理由でピッチングだけは、というのもアリです。
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by greishi_7146 | 2009-09-09 18:00 | IRONS/PING