THE BANK OF PUTTERS

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2007年 05月 31日

サクっと測る

本来ならミッチェルとかゴルフワークスの黒光りする計測ツールの一つでも自慢したい
ところですが、なにぶんそんな大層なものは持っていないので。
あくまで「その辺の事は作る側の人がキッチリやってるはずだから」という性善説に
のっとって、計測というよりは確認の為に使っています。


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何は無くともの1。ご存じバランサーです。昔はケネススミスの12インチ支点が
スタンダードだったみたいです。私が使い始めた頃は混在していましたが、現在はこの
14インチ支点にほぼ統一されているようです。


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お馴染みタニタの秤です。300gまでは0.1g、600gまでは0.2g刻みで量れます。
中尺、長尺などの一部を除き、これでクラブもヘッドも大体いけます。
失礼。イシダの秤、でした。


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インチスケールです。いちおう1/8"刻みの木製のちゃんとしたヤツも持ってますが、
コイツのほうが慣れているのでつい使ってしまいます。


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ノギスです。ホーゼル径、シャフトのチップ径、ボアの深さ…これは結構使います。


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マイクロメータ。ここまで来ると、作る側の守備範囲なのであまり使いません。
フェースインサートの銅板の厚さ、なんてのは出来上がってしまうとどのみち測れませんから。


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傾き角が測れる水準器です。リアルロフトとかライの測定時に使います。
ただし、測る対象を正しく鉛直にセットしないと何の意味も無いので、けっこう
使いづらいです。こればっかりはちゃんとした専用の計測機器を持っていたほうがベターです。


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厳密には「数値を測るもの」ではありません。こちらが歳を重ねるごとに出動回数が増えてます。

その他、絶対角を測る定規と分度器が一緒になったようなヤツとかがありますが、
最近見かけません。。。捨てちゃったかな?

製造する側の人、開発する側の人は本当にこの辺のものにはお金をかけてます。
よく「スペックもバラバラでいい加減なんだよなあ」などというのを聞きますが、
私の知っている限りではみなさんキッチリやっていて頭が下がります。
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by greishi_7146 | 2007-05-31 17:04 | GENERAL
2007年 05月 30日

センスが無いという事について

先日、色彩感覚という点で決定的にセンスが無い、という事について書きました。

露悪趣味というか、自虐的というか…センスが無いのは実は色やデザインにおいてのみでは
ないのです。とほほ。

ANSER-5KS、PAL-5KSを始めとする一連のKSネックのパターが次々と発売された頃の事です。
黙っていても売れるブツならなんの苦労も無いのですが、このKSシリーズ、なんだか
ハズレの匂いがプンプンしてました。 まあそれだけならいいのですが、このKSシリーズは
なかなかパターとして出来が良く、なんとかユーザーさんにそれをアピールしたいと思う
ような品物でした。
そこで「アイキャッチつけるべえ」という事になります。みんなでいっせいにやったほうが
効果もあるので輸入代理店が集まって無い知恵を振り絞ります。
雑談ばかりでなかなか出ない案に業を煮やし「こんなのどう?」という叩き台に出たのがこれ


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予想に反して「おっ、いいねえそれ!判りやすいし語呂もいいし・・・うん、それでいこうよ」
てなお気楽な意見も出てきてしまい・・・


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かくして出来たアイキャッチがこんな感じです。一枚一枚グリップに付けて出します。

社に戻り大顰蹙です。「・・・なあ、これマジ???つうか、誰がこんな馬鹿なコピー
つけるかなあもうっ!!!」・・・お宅さんの目の前にいる俺です。
確かにゴルフ屋の感性としてはアリでも、物作りを企画する立場としてはお粗末でした。
その後、業界と関係の無い友人と飲んでいる時、ふと言われました。
「なあ、ピンのパターについてるあの下手くそな呪文みたいなの、アレ・・・」
・・・ハイハイ、お宅さんの目の前で気まずそうに酎ハイあおってる10年来の友人が犯人ですよ。

多分、通販アイテムだとかノーブランドのゴルフクラブにくっつけるには判りやすくて
良いキャッチだと思います。ただ、冷静に見るとやはりカーステンさんが精魂込めて
作り上げた新しいコンセプトのパターにくっつけていい物ではないですね。

書いていて自分に腹が立ってきました。もしタイムマシンがあったらあの時の自分を
小一時間説教したい気分です。
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by greishi_7146 | 2007-05-30 20:49 | PING OTHERS
2007年 05月 29日

PING IRON ウエッジのロフト

EYE2からEYE2+にモデルチェンジする際には色々な変更点がありました。
ソールの形状もそうですが、スペックにも大きな変更点がありました。
ウエッジのロフトです。 Wで約3°、Sに至っては約5°もストロングになっています。
こうなるとプラスのあるなしのマイナーチェンジというよりは全く違うモデルと言っても
いいと思います。
EYE2+からZING。これはもう形が大きく違い、それが目立つ為に他はあまり気になる事も
ありませんがここでもSのロフトは1°ストロングになりました。
どんどん立っていくピンアイアンのロフト。
その流れに始めて待ったを掛けたのがZING2です。


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とはいえ、Sは相変わらず52°のまま。どこが変わったかというとLのロフトです。
EYE2で61°だったロフトはEYE2+で58°、ZINGで57°になりました。このロフトは
ロブウエッジとしては極端に立っているとは言えませんが、それでもEYE2時代のLの
評価と比較するとやはり「飛びすぎるロブ」という事にはなってしまいます。


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そこでZING2ではLをEYE2時代の61°に戻しました。とはいえSのロフトはEYE2時代より
6°立っているので、SとLの間には実に9°ものギャップが生じてしまいます。
そこで作られたのがLSという中間の番手です。LSはロフト57°で、これはZINGのLと
同じで、かつEYE2のSとほぼ同じです。


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こうしてZING2になって始めてウエッジのバリエーションがW,S,L以外に生まれました。
その後ZING2はネリリウムカッパーのシステムウエッジを発売し、一気にW1,W2,S1,S2,S3,L
というウエッジ6種類体勢をラインアップします。この時にはLSは消えています。
・・・やはりややこしかったのでしょう。
さらにこのウエッジシステムはISIで#1からの単一モデルのオプションとして採用されました。
しかしながら、ウエッジを細かいロフトでチョイスしてセットを組む、というのは
ほとんどのゴルファーにとってやはり煩雑だったようであまり活用はされず、
その後i3からはなくなりました。代わりにWとSの間にUが作られ、現在のRAPTUREに
至っています。 至極妥当な選択だと思います。
現在RAPTUREのSとLのロフトは54°と58°だそうです。ちょうど回り回ってEYE2+
の頃のロフトに落ち着いた、という感じなのが不思議でもあり面白くもあります。
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by greishi_7146 | 2007-05-29 18:03 | IRONS/PING
2007年 05月 28日

ANSER"型" パター

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ある日の100円オークションです。アンサー型3本、それぞれ素材もブランドもまちまちです。
TaylorMadeのTPAはいまだにオークションでも根強い人気があるようですね。
SPALDING時代、COBRA時代よりも「TPAといったらTaylorMade」というイメージがあります。
PINGはANSER-5のベリリウムカッパーです。ヒール側がなで肩なのがかえってブレードの
長さを際だたせているように感じます。こうして画像で見るとそれほど大きさを感じませんが、
ANSER, ANSER-2といったPINGのパターを並べると大きさが目立ちます。
KATSU YAMAMOTOは2003SLというステンレス+カッパーフェースの輸出向けラインの
ロングネックモデルです。


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グリップも三者三様です。PING とTPAはGOLF PRIDE, KATSUはLAMKINです。


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アンサー"型"というカテゴリ付けは何だか釈然としないものがありますが、市民権を
得るというのはこういう事かもしれません。 
味の素(化学調味料) 宅急便(宅配便) みたいなものでしょうか。
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by greishi_7146 | 2007-05-28 18:05 | YAHOO! AUCTIONS
2007年 05月 27日

ヘッドのカラーリング

ドライバーの大きさがせいぜい250ccぐらいまでの頃はヘッドの色使いにも
あれこれ頭を悩ませたものでした。
膨張色を使ってしまうとヘッドが実際の投影面積以上に大きく見えてしまうのと、
やはり精悍さがなくなるという理由で、ここ数年は暗色系がほとんどです。
同じくつや消し系よりは光沢アリのほうが構えた時に地面(青芝であれ枯芝であれ
下の色は淡色です)とのコントラストでヘッドがはっきり見える、という点で好まれます。


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全く同じヘッドです。オフセットのフェアウエーウッドの3番です。正確にはロフトが
約1°違いますが、サイズは同じです。


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好みというのは人それぞれで、色彩感覚というのも千差万別です・・・なはずです。

9割がた「黒/艶アリ/メタリックパウダー無し」で決まっていたこのヘッドに待ったを
かけて「シルバー/つや消し」を主張して作ったのがシルバーのフィニッシュサンプルです。
コンパクトなヘッドでしかも「やさしさ」を前面に出したオフセットのウッドですから、
あまり精悍なイメージよりやや女性的なイメージのほうが受け入れられる、という読みです。
そうは言っても、やはりお客様=買う側の意見もいうものも大事なファクターです。
この2本を持って色々な人〜ユーザーさんからショップさん、チェーン店の本部まで〜
を回って意見を募りました。 
広い層に意見を募ったので。票はかなり割れるだろう30人以上に聞いてシルバーを選んだのは1人でした。
予想以上の大差、というより自分のセンスがあまりにもマジョリティとかけ離れている
事を思い知らされた瞬間でした。


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1対29という現実を突きつけられて、それでも我を通すほどおのれのセンスに自信も
無く、責任とる覚悟もないままこのフェアウエーウッドは製品化されました。
今からもう5年以上前の事です。

発売以来とにかくその圧倒的な使いやすさ(何しろオフセットのフェアウエーウッドは
ありそうでなかった頃です)を支持されたこの商品は、3,5,7,9,11番という豊富な番手
ラインアップと15,000円という「ちょっと試しに」買えるお手頃感からじわりじわりと人気が出ました。 もちろんカラーリングは黒で。
シルバーだったらあるいはもっと売れて・・・ゴルフ同様、タラレバは空しいですね。


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ついにはその年の第一回のゴルフクラシックアワードにノミネートされました。
錚々たる一流ブランドの話題のモデルや伊沢プロやタイガーウッズと並んで。
「ああ黒にしといてよかった」と胸を撫で下ろすのと同時に「二度と色使いの事では
自己主張をするまい」と冷や汗をかいた出来事でありました。

・・・シルバーも悪くないと思うんだけどなあ。。。 (いまだに未練たらたら)
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by greishi_7146 | 2007-05-27 16:50 | OTHER IRONS/WOODS
2007年 05月 26日

Archives 〜L型パター100円オークション2

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過去のL型パター100円オークションです。
PING=AYD, GEORGE LOW=SPORTSMANレプリカの0号サンプル、G.NICOLL=WHIPPET
ヒッコリーシャフト、ST. ANDREWS COLLECTIONのヒッコリーヘッドのパター、という
組み合わせです。どちらかというと実戦向き2本とお飾り2本といった感じでしょうか。
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by greishi_7146 | 2007-05-26 19:32 | CLASSIC BLADES
2007年 05月 25日

THE PUTTERMAN 〜TIMさんのパター

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Timさんとはお互いをアミーゴと呼び合う友達です。。。飲み仲間と言うべきかもしれません。
性格にはもう一人「アミーゴ」がいて、総勢3人なのですが。このもう一人のアミーゴに
ついてはそのうちじっくり紹介させていただこうこ思います。

で、Timさんです。逸話を話すととても長くなるので、ここではとりあえず「ユニークな人」
というふうに省略します。フロリダ在住の典型的な陽気なヤンキーなのに三河弁を自由に
操ります。
もともと、キャメロンパターやツアー支給品のクラブなどを日本に売っていた人ですが、
そのうちMade In USAのデッドストックを日本のショップで買ってアメリカのeBayで
売る。というなかなか面白い商売をするようになりました。
私と知り合ったのはちょうどその頃。Bobby Graceさん捜索網にかかった最初の魚が
彼でした。


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自らを「The Putterman」と名乗るだけの事はあって、クラブの中でも特にパターに
関してはかなり知識があり、また好きな分野らしいです。
そんな彼が初めてパターを作りました。もう3年ぐらい前の事です。
当時流行り始めていたとはいえ、始めて実物を見た時はちょっと心配しました。
「売れるの、これ?」


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コ・デザイン及びヘッドのプロダクションは友人のリック・ハミルトンさんです。
非常にすっきりとしたルックスで大きさの割には繊細さすら感じるヘッドです。
303SSの100%ミルドで仕上げも非常に丁寧です。
トップのサイトラインの色は後のCameronさんのDeTourと同じですね。
これは「なあ、黄色とかオレンジの線てよく道路に引いてあるだろ?あれって
人間に本能的に注意を喚起するんだってな」というアイデアから生まれました。


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自らのニックネームの「The Putterman」の名とキャッシュインパターをデザインした
パターマンのトレードマーク。 本人の体型もプロフィールもこのマークとは正反対です。


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日付はアメリカの独立記念日です。

Timさんの事は項をあらためていずれゆっくり書きたいと思います。
とにかく書くネタに困らない人です。
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by greishi_7146 | 2007-05-25 17:22 | OTHER PUTTERS
2007年 05月 24日

全米オープン

2006G・オグルビーSCOTTY CAMERON BY TITLEIST PROTOPTYPE
2005 M・キャンベルODYSSEY WHITE HOT6
2004 R・グーセン C GROOVE TRACY by YES
2003 J・フューリック BEN HOGAN by BETTINARDI BIG BEN.
2002 T・ウッズ SCOTTY CAMERON by TITLEIST STUIDIO STAINLESS NEWPORT
2001 R・グーセン C GROOVE 2 by YES
2000 T・ウッズ SCOTTY CAMERON by TITLEIST PRO PLUTINUM
1999 P・ステュアート SEEMORE BLADE
1998 L・ジャンセン ODYSSEY DF550
1997 E・エルスPING ANSER.

過去10年の歴代優勝者の使用パターです。
マスターズと違い、コースが毎年変わる全米では「パターの傾向に見るグリーン後略」
などというイザキの予想のような芸当は出来ません。
ただ、「見事に票が割れているなあ」ぐらいの感想です。ウッズ、グーセンがともに
2勝。また1994年まで遡りますが、エルスが今年のコースで初優勝を飾っています。

今年は誰が、そしてどのパターが栄冠を手にするのでしょうか。
正直、SeeMoreはもうお腹いっぱいなので他のパターに出てきて欲しいです。


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by greishi_7146 | 2007-05-24 21:34 | GENERAL
2007年 05月 23日

KATSU YAMAMOTO 9706

広めでフラットなソールと薄いトップブレードが特徴のキャビティマレット9706です。


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もともとはちょっとした段差になっていたフランジ部分にネバコンのグレーマター
っぽいグレーの何かが入っています。
これも「こんな感じの色使いやったっけ?」という事で山本さんが出来上がったヘッドに
細工をしたものです。ちょうどネバコンやカーバイトなどの異素材ハイブリッドパターに
ついて雑談していた時、話しながら手を止めずにチャチャっと作ったものです。

デジカメ恐るべし。こうして見るとよく判ると思いますが、絶縁ビニテを適当に切って
貼り付けたものです。電気工事の人やエアコンの取り付けの人がよく持ってる例のアレです。 職人さん、特に山本さんはあり合わせの物を一工夫して「うまいこと」やる
才能があるようで…羨ましい限りです。
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by greishi_7146 | 2007-05-23 21:02 | KATSU YAMAMOTO
2007年 05月 22日

L型パター 〜金曜100円オークション(2)

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L型パター100円オークションの一つです。
PINGからはZERO1, GOERGE NICOLL のWHIPPETはモデルチェンジ後のスワンネック
ではなくよりスタンダードなカラミティジェーン型です。PENNAはそのものズバリの
限定品です。実はこれがこの回の一番おすすめでした。G.LOWはいわゆる0号サンプルで
38万円という価格で販売された最終形とはフィニッシュが異なります。これは曰わく由縁を
語るとちょっとアレなので。こんな形でしかオークションに出せないのがちょっと残念です。
そういえばこのブログを始めようと思ったきっかけがこのパターの存在でした。
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by greishi_7146 | 2007-05-22 19:00 | CLASSIC BLADES