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カテゴリ:PING COPPER/SATIN( 5 )


2009年 09月 08日

緊張と緩和

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ここのところ一点物とかカスタムメイドなどの緊張感のあるパターの話題が続いたせいか、何だか急に
オーソドックスなパターを見たくなりました。
汎用品必ずしも安物に非ず。画像のパターはベリリウムカッパーなので当時は「高いほう」でしたが、それでも
今になって考えてみたら安い買い物だったな、と思います。


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ザ・工業製品、といった製法で、全モデル合わせたらとてつもない数が毎日、毎月、それも長年にわたって
作り続けられた希有のゴルフクラブです。今のオデッセイよりも全盛期のシェアは大きかったのではないでしょうか。
それが延々続いた、というのは何だかそら恐ろしくもあります。


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ともあれ、見ていて落ち着く、というのは緊張をコントロールしないといけない場面で使う道具としては頼もしいですね。
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by greishi_7146 | 2009-09-08 09:27 | PING COPPER/SATIN
2007年 09月 20日

ブラックサテン

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ブラックサテン仕上げのピンパター。画像はアンサー4です。


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ステンレスのヘッドにサテン仕上げをかけて下地にし、それを黒く塗ります。
メッキではないので打館が硬くなるわけではないのですが、変色します。表面の部分が
茶色くサビつくような感じになるので時間がたつと新品時の美しさはなくなります。


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基本的にはステンレスの全モデルが加工の対象です。アンサー2やB60はもとより、
PAL6, EYE2などさまざまなモデルのブラックサテンが存在します。
後処理の問題なのでどのモデルでも出来る、という事ですね。


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メッキと違い光沢が無いので防眩効果があります。反面こすりキズなどが目立つという
弱点もあります。美しさを求めるというよりはあくまで実用性を追求した結果の
フィニッシュと言えるでしょう。

記憶が曖昧なのですが、このフィニッシュはフェニックス市南部にあるMAXIMET
CORPORATIONというカーステンさんが所有していた会社でやっていたと思います。
この会社の他にヘッドのキャスティングを一手に引き受けていたDOLPHINと
ヘッドの熱処理(HEAT TREATMENT)をやっていたSONEEという会社が近くにあり、
これにKMC本体、KARSTEN ENGINEERINGという金属加工の会社を合わせて
KMCグループとして機能していました。
…結局、全部自前でやってたんですね。
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by greishi_7146 | 2007-09-20 16:26 | PING COPPER/SATIN
2007年 08月 22日

PAL 4 B.C. 20th Anniversary

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パル4のベリリウムカッパーです。
フェースに「20th Anniversary」というエッチングの入った「20周年記念モデル」です。
発売されたのは1985年です。何の記念じゃい?と訝る方も多いと思います。
その後発売された35周年記念のPING'N PINGや1-Aの40周年と較べると辻褄が合いません。
この20周年は日本に始めてピンのクラブが入ってきてから20年、という事です。
(正式に、という但し書き付きですが)
きっかけはカナダカップ(ワールドカップの前身)です。世界屈指のトッププレーヤー達
が使っている
奇妙な形をしたパターは日本のお茶の間のゴルフファンの目にとまりました。
ピンパターの、そしてピンというブランドが日本で最初に認知された瞬間です。



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つまりこのパル4BCは日本でのピン販売20年を記念して、日本向けに(日本側の
要望を受けて)つくった「特注品」であるといえます。言い換えれば、これは
「記念モデル」と位置づける事は出来ないと思います。
ロゴをフェースに入れるだけならそこいらのゴルフコースもやっているぐらいですし。
バックキャビティのロゴの上に彫られた細長い楕円も一種の特注です。
市販品との違いを出す、といっても許可出来るのはこの辺までが限界だったのでしょう。


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たぶんあまり出回っていなくてかつ人気のベリリウムカッパー、という事でモデルは
パル4BCにしたのではないかと思いますが、今になるとあまりいいチョイスでは
なかったと思います。1986年はアンサーが発売された年でもあるので、アンサー
20周年とかけてアンサーをモデルに選べばよかったのに…ちょっと残念です。
推測の域を出ませんが、当時ブロンズのアンサーは「安売りの目玉」によく使われて
いたので避けたのかな、とも思います。
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by greishi_7146 | 2007-08-22 18:28 | PING COPPER/SATIN
2007年 08月 09日

ZING 5 B.C. & PAL 5 B.C.

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ベリリウムカッパーのジング5とパル5です。
両モデルともにステンレス素材のものは今でも生産されているようです。



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フェースバランス設計です。 アンサー型のクランクネックを長く、かつクランクを大きくしてあります。
後に続くベントシャフトのBZシリーズ、スラントネックのKSシリーズはこの5シリーズの
フェースバランス設計を受け継いだものです。



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この5シリーズで一番ネガティブな意見が多かったのがこの「セットアップでボールを
遮ってしまう」という点です。「ネックがネックですねぇ」などとよく嫌味を言われていました。
確かに、ここまでボールにかかってしまうとかなり気になります。ホーゼルの内側で
ボールを合わせるタイプの人でもこれは嫌うのではないでしょうか。
このネック形状でボールを遮らないようにフェースバランスを作ろうとするとその分
長さが必要となりますが、その場合はルールの上限を超えてしまいます。
スラントネックはそれを解決する一つの方法です。(スラントにはまた別の問題がある
のですが、それはまた項を改めて)



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PAL 5です。ベースとなるPAL 2や4に較べるとかなり思い切ってブレードを延ばしてます。
ロゴはノーペイントです。 他の5シリーズ(ANSER 5, GOWIN 5, JB 5)もペイントは無しです。



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ZING 5はPAL 5より小ぶりなヘッドです。その為ネックの大きさが余計に目立ちます。
ZING 5だけ何故かロゴにペイントが入っています。 理由は不明です。



どちらのパターもそうですが、ベリリウムカッパーがいい色に落ち着ています。


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ウッドのG10, アイアンのG10,/ i10/ ラプソディ ウエッジのTour-Wとニューモデルを
続々投入する元気の良いピンですがパターに新しいコンセプトが出てこないのは
ちょっと淋しい気がします。 意欲的な新しい理論やコンセプトにどんどん挑戦して
欲しいものです。
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by greishi_7146 | 2007-08-09 14:38 | PING COPPER/SATIN
2006年 12月 15日

ANSER-2 BC

ベリリウムカッパー素材の中で、やはりダントツに評判の高いのがこのモデルです。
まあ当たり前といえば当たり前ですが。
アイアンやパターの素材として、カーステンさんが理想的だと思っていた素材の一つです。
もっとも、ブロンズもステンレスもそれぞれ長所があるのでどれが秀でていると明言はしなかったようですが。
残念ながらベリリウムカッパー素材のものはアイアン、パターともに20世紀中に
すべて廃版になりました。a0093304_2155643.jpga0093304_2161043.jpga0093304_2162432.jpg
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by greishi_7146 | 2006-12-15 21:06 | PING COPPER/SATIN