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THE BANK OF PUTTERS

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2008年 08月 07日

PINGアイアンの広告

90年代ゴルフ雑誌に掲載されたピンの広告のうち、アイアンの各モデルの一部です。
1モデルで一つの広告ではなく、色々なテーマを決めて頻繁に内容を変えていました。
今と違って「記事広告」や「タイアップ」という手法が確立されていなかった時代のものです。



PINGアイアンの広告_a0093304_16351845.jpg


EYE2+. EYE2+ BCです。1990年頃です。メインテーマは「+になりました」というモデルチェンジの公知、
サブテーマが「日本向け」=並行輸入品対策、「カラーコード」=カスタムフィティングです。



PINGアイアンの広告_a0093304_16382729.jpg


ZING ステンレスです。この広告は発売後少し経ってから製作されたものです。
その為メインテーマはモデルの公知ではなく、カラーコードになっています。
まだまだ認知されていない「ライ角」という概念を前面に出そうとしています。
当時、内外問わずマスプロダクションメーカーにとって一種タブーであった「多品種少量」の分野に
当時一番売れていたアイアンメーカーが立ち向かっていったところが新鮮です。
ライ角(およびカステムフィティング全般)を声高に訴えていたのはピンとシントミゴルフさんぐらいでした。



PINGアイアンの広告_a0093304_16444631.jpg


1993年、ZINGベリリウムカッパーの広告です。
ここでのメインテーマはずばり「ベリリウムカッパー」です。サブテーマとして当時
採用されたばかりのALDILA K-101シャフトがあります。K-101,K-201, K-301という
フレックスの異なる3種類が採用され、ZING2までアイアン用カーボンシャフトのスタンダードでした。
これで勝つ! 短くてキャッチーなコピーが目を引きます。



PINGアイアンの広告_a0093304_1649682.jpg


1996年のISIシリーズです。ここまでの広告が黄色主体に黒をからめた「ピンカラー」を
使ったものだったのに対して、ここでは黒主体に変わっています。
テーマはニューモデルです。3種類の素材が一気にラインアップしたのでその説明で
1ページ手一杯といった感じです。まだこの時点ではコンパクトサイズのステンレス
ISI-S は出ていません。

どちらかというとベタで「大声の」広告が多かった中ではピンの広告は控えめながらも
センスの良いものが多かったように思います。それゆえベタで大声なほうが好き、という
人には受けが悪かったようですが。

by greishi_7146 | 2008-08-07 17:00 | IRONS/PING


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