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2008年 06月 01日

TM DISTANCE PLUS 〜テーラーメード初代のボール

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クラブ総合メーカーとしてトップ3に君臨していたテーラーメードが満を持してボール市場に
参入した初代のボールです。何年の事かは記憶が定かではないのですが、300シリーズが
出る前、ちょっと息切れ気味だった時に出てきたと思います。


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ボールの性能そのものの評判は覚えていません。一番のウリがこのスリーブだったように
記憶しています。紙箱が当たり前だったゴルフボールの世界にテニスボールのような
プラ系の、しかも見慣れた直方体ではない形状で出てきたのが印象に残っています。
紙箱とちがってちょっと見栄えが良いので中のボールを入れ替えてもスリーブは使い続けてました。


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ディスタンス系の赤の他にスピン系の青もありました。イエローもあったかな??
キャップとボディの色の入った部分はステッカーで、全色同じスリーブで共用出来るように
なっていて、初めてのボール販売でちょっとおっかなびっくりな姿勢が見てとれます。


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テクノロジー面では「TCBC」=THIN COVER & BIG COREという薄皮饅頭のような謳い文句の他、
「モイスチュアブロック」という事が謳われています。スリーブの底に黄色っぽい
ウレタンのような板が入っていてそこにモイスチュアブロックという事が書いてあります。
ボールに品質変化をもたらす湿気を密閉性の高いスリーブを利用して防ごう、という
もののようです。底の板にどんな効果があるのかは不明です。
そういえばテーラーメードはグローブもなんだかこんな感じの入れ物に入れて売っていた事がありました。


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アディダスグループ入りしたのを記念してだったか、あるいはそれ以前に偶然作ったのかは
これまた記憶が定かでは無いのですが、アディダスの2種類のロゴがそれぞれ1ヶずつに、
サッカー日本代表のユニが残り1ヶにプリントされています。たぶん発売すぐではなく、
かなり経ってから残っていた在庫をノベルティに使ったものと思われます。
サッカーに詳しければどの時のユニフォームかわかるのですが、生憎不案内で申し訳ありません。


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ボールの分野においてテーラーメードは影が薄い存在です。知る限り一度もヒットを
飛ばしていません。(これは単に不勉強なだけかもしれません)
形状も大きさも、初速までが制限されている特徴の出しにくいブツではあるので、
新規参入組は大変だとは思います。加えてボールは特許関係ががんじがらめで、後発は
特許を保有している先発大手各社に頭を下げるか、あるいはOEMや買収で特許問題を
クリアしない限りは「ありきたりのボール」すら作るのが困難です。
それだけにテーラーメードがあえて虎の尾を踏むようなギャンブルに出た時はちょっと意外でした。
もっとも、先に書いたようにこのボールが出た時期は起死回生が必要な時だったのかも
しれません。あれはBURNER Tiとかいうチタンアイアンの頃だったでしょうか。
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by greishi_7146 | 2008-06-01 15:42


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