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THE BANK OF PUTTERS

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2007年 03月 17日

CALLAWAY パター '80中頃

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'80年代のCallawayのパターです。 モデル名はLittle Poison 2とあります。


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フェース面はパンチ穴仕上げで、あえて昔っぽく作っているように見えます。
ソールの金色の円の中には「Paul Runyan」の名前が刻まれています。
Paul Runyanは1930年代に二度PGA Championshipを制した伝説のプロで、
小さな体で体力に劣る分を巧みなショートゲームでカバーしてビッグネーム達を
次々と倒していった事から"Little poison"と呼ばれ敬されました。
つまり、モデル名はそういう由来です。



CALLAWAY パター \'80中頃_a0093304_13441986.jpg


Callawayはもともと、Ely Callaway氏が葡萄畑とワイナリーを売ったお金の一部で
スチール芯の入ったヒッコリーシャフトをつけたクラブを売っていた会社に投資して
出来た「Callaway Hickory Sticks USA」という会社から大きくなりました。
このパターのシャフトもスチールコアのヒッコリーシャフトです。Callaway H.S. 社は
その後1985年に日本のビリヤードキューの会社からヘルムステッター氏を招き、
1988年には社名をCallaway Golfに変更、エポックメイキングなS2H2アイアンを
世に出します。1991年にはBig Berthaウッドを発売し、翌1992年にはNYSEへの
上場を果たしました。
我々が知るキャロウェイ社はボアスルーでネックの無いぺしゃんこのドライバーで
突如出てきたメーカー、というイメージが強いのですが、それ以前の下積みの歴史は
結構長い、というのは意外です。

by greishi_7146 | 2007-03-17 13:53 | OTHER PUTTERS


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