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THE BANK OF PUTTERS

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2010年 02月 22日

ユニバーサルカタログ 2010

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今年も出ました。
もはやこの時期の風物詩ともいえるユニバーサルゴルフさんのカタログです。
ジャパンゴルフフェアも毎年この時期ですが、私にとってはこちらのほうが「毎年お馴染み」感が強いです。


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36年続くビジネスモデル、というのはそうそうあるものではありません。初代の目の付け所は流石ですが、
それを引き継ぎながら、変えるべき部分はきっちりと進化させていく現在の発行人の名指揮者ぶりが
誌面の至る所に見られます。

2009年度版
と較べるとより「誰の為の」という部分を強く意識した構成になっているように思われます。
一般のゴルファーにとってもとても面白いカタログであるのは間違いないのですが、そうは言っても
やはりメインとなるターゲットはいわゆる『業界』に携わる人々なので、その軸はブレもありません。


ユニバーサルカタログ 2010_a0093304_14122076.jpg


一方で、ゴルフ【産業】を多角的にとらえた独自のサーベイもあり、読み物としてしっかり成立している点が際だっています。
単なるカタログ(もちろんそれこそが一番求められているのですが)としてだけではなく、色んな面で
ゴルフ産業全体をバックアップしていくぞ、という作り手の気概が感じられます。


ユニバーサルカタログ 2010_a0093304_1415448.jpg


業界トップに訊く展望、といった業界誌ぽい特集もこのユニバーサルカタログさんならではです。
ゴルフ用品界、というこのジャンルでは確固たる地位を築いた雑誌がありますが、そこまでコアだと
なかなか一般のゴルファーさんは入り込めないので、この点をフォローするのもアリだな、と思います。

なんだか褒めてばかりの提灯記事っぽくなりましたが、決してそういう意図はありません。
ただ、意気に感ず、というか、作り手のゴルフ業界に対する危機感と、それに立ち向かっていこうとする
闘志のようなものが感じられたので。。。私だけでしょうか、ゴルフの総合カタログをここまで
熱くなって読んでいるお茶屋は。

昨年も書いたかもしれませんが、欠点が一つ。
とにかく重いんです、このカタログ。漬け物石に出来るぐらい。
ちょっと朝のトイレタイムに厠でパラパラ、とか居酒屋のカウンターで酎ハイやっつけながら、とかの
「ながら読み」には不向きです。この二箇所が主たる読書の場である私にはけっこうハンデになってます。

by greishi_7146 | 2010-02-22 14:21 | GENERAL


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